火災保険料を安くするには

中古住宅なら火災保険料も安い?

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新築、中古にかかわらず、住宅を購入したら火災保険に入るのが一般的です。火災や自然災害で住宅に損害が発生したときに、火災保険に入っていないと自己負担で修復する必要があります。火災保険の保険料について、中古住宅は保険の対象となる建物の価値が低くなっているので保険料も安いような気がしますが、果たしてそれは正しいのでしょうか?

新築でも中古でも変わらない

中古住宅なら火災保険料も安いと思っていた人には残念なお知らせですが、新築であっても中古であっても火災保険の保険料にはあまり違いがありません。その理由としては、現在の火災保険は建物を時価ではなく新価(再調達価額)で評価するのが主流だからです。

新価とは同じ物件を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額のことです。新築であっても中古であっても建て直しや再購入に必要な金額は変わりなく、つまりは建物の評価額に違いがないので火災保険の保険料は新築でも中古でも変わらないのです。

ポイント

  • 新価:同等のものを新たに建築あるいは購入するのに必要な金額
  • 時価:新価での評価額から「経過年数による価値の減少と使用による消耗分」を差し引いた金額

時価額での契約にすれば保険料は下がるかもしれませんが、火災や自然災害で住宅に損害を負った時に修繕に十分な保険金が支払われない恐れがあります。何のために保険に入るのかを考えると、新価額での契約をおすすめします。

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火災保険料を安くするには?

新築でも中古でも火災保険料にあまり違いはないとして、何か保険料を安くする方法はあるのでしょうか。火災保険の保険料を安くするための方法を5つ紹介します。

不要な補償を外す

火災保険は当たり前ではありますが、補償内容が充実しているほど保険料が高くなります。不必要な補償は外して保険料を安くしましょう。ハザードマップなどを確認して、被害を受けそうにない補償や被害を受けても自費で賄うつもりのものについては補償内容から外しましょう。

家財の保険金額を見直す

「おすすめの補償内容」などと紹介された火災保険の補償内容でそのまま契約すると家財保険の保険金額(保険金の支払上限額)が必要以上に大きくなっている場合があります。保険金額が大きくなるほど保険料は高くなるので、保険料が高いと感じたら自分の家の実態に合わせて保険金額を見直してみましょう。

保険期間を長くする

火災保険は最長10年の契約ができますが、この契約期間が長いほど保険料は安くなります。同じ保険会社で1年契約を10年間繰り返すのであれば10年契約にして保険料を安くしましょう。長期契約で途中解約しても未経過期間に応じた保険料が戻ってくるので安心です。また、10年契約などの長期契約の保険料を一括で支払うのが難しい場合は、年払で支払うことも可能です。ただし、一括払よりも保険料総額が高くなってしまう点は注意してください。

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免責金額を高くする

免責金額を高くすることで保険料を安くできます。免責金額とは、簡単に言えば自己負担金額です。火災や自然災害などの被害を受けて保険金を請求した場合、修理費用から免責金額を除いた金額が保険金として支払われます。免責金額を高くすれば保険料は安くなりますが、万が一の時に自己負担額で苦しんでは本末転倒なので、安くなる保険料と許容できる自己負担額のバランスを考えて免責金額を設定するようにしましょう。

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保険会社を比較する

火災保険は契約する保険会社によって保険料が異なります。そのため、銀行窓口や不動産会社などで勧められた保険会社の火災保険にそのまま加入するのではなく、そのほかの保険会社の火災保険と比較して決めるようにしましょう。

ただ、どのような保険会社があって補償内容や保険料にどのような違いがあるのか一社一社調べるのは大変です。そこでおすすめなのが火災保険の一括見積もりサービスです。一括見積もりサービスを使えば一度に複数社から火災保険の見積もりを取ることができます。その見積もり内容を見比べてみて納得のいく補償内容・保険料の保険会社に加入するようにしましょう。

火災保険の加入のタイミングは?

中古住宅を購入した場合、火災保険には補償開始日が住宅引き渡し日に間に合うように加入手続きを進めるようにしましょう。入居日が引き渡し日とずれる場合でも、入居日と関係なく所有権が自分に移ったタイミングから自分が契約した火災保険でしかカバーされなくなります。

火災保険に加入して補償が開始されるまでに、保険会社の比較や補償内容の吟味、保険料の支払など様々に行うことがありますので、ぎりぎりになって慌てることがないよう、購入を決めた段階で比較・検討を開始するのがよいでしょう。

まとめ

火災保険での建物評価額は同様の物件を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額なので、中古であろうが新築であろうが保険料に違いはありません。保険料を安くしたいのであれば、不要な補償を外す、保険期間を長くする、保険会社を比較するといったことを試してみましょう。保険会社を比較する場合には一括見積もりサービスを利用するのが便利です。一度に複数社の見積もりが取れるので一社一社見積もりを取る手間が省けます。利用は無料なのでぜひ活用してみましょう。

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