火災保険の基礎知識

オール電化でも火災保険は必要なの?

投稿日:2019年3月8日 更新日:

「オール電化住宅の場合、火を使わないから火災保険はいらないのでは…」と考える人がいるようです。しかし、オール電化住宅であっても火災保険は必要です。なぜオール電化住宅で火災保険が必要なのか、その理由を説明します。

オール電化住宅でも火災の危険性はある

オール電化住宅は火を使わないので、火災のリスクは低くなっています。しかしゼロにはなりません。

家庭の火災の主要な原因であるコンロがIHクッキングヒーターでも、つけたまま放置をしていれば高温になって自然発火する可能性があります。また、漏電が原因で火災になったり、電源プラグとコンセントの間にほこりがたまって引火し火災になったりする電気が原因の火災もあり得ます。

そして、自分がどれだけ気を付けていても完全に防ぐことができないものに隣家からのもらい火や放火での火災があります。隣家からのもらい火は失火責任法のために重大な過失がなければ損害賠償はできません。放火は放火犯が捕まれば損害賠償請求できますが、放火をするような状況の人に賠償能力が十分にあるかは疑問です。これらの火災のリスクに備えるためにもオール電化住宅にも火災保険は必要です。

火災だけでなく自然災害への備えに必要

火災保険は「火災」保険という名称から誤解されがちですが、火災のためだけの保険ではありません。風災や水災などの自然災害で住宅が損害を受けても火災保険の補償対象となるのです。

台風などの強風での飛来物で窓ガラスや外壁が破損してしまった(風災補償)、大雨による洪水で床上浸水してしまった(水災補償)、大雪による雪の重みでカーポートがつぶれてしまった(雪災補償)など様々な自然災害に備えることができます。

実際のところ、火災保険の保険金の支払件数は火災によるものより自然災害によるものの方が多くなっています。自然災害に対する備えとしてオール電化でも火災保険は必要といえます。

事故種別2011年度2012年度2013年度2014年度2015年度
火災、破裂・爆発7,7118,0587,5747,5007,150
落雷16,42831,22330,84226,42316,408
自然災害風災・雹災86,004104,30869,29968,796148,551
雪災30,43433,388205,86423,81230,924
水災4,1973,8603,5493,3793,608
その他水濡れ29,11332,26033,78535,37640,152
水濡れ以外117,572126,328121,141132,516167,264
合計291,459339,425472,054297,802414,057

※件数は対象年度に発生した事故に対して、当該年度および翌年度に支払った件数を集計したものです。
※「その他(水濡れ以外)」は、盗難、物体の落下、破損・汚損、電気的・機械的事故および地震火災費用等に対する保険金を集計したものです(不明を含みます)。
出典:損害保険料率算出機構「火災保険・地震保険の概況(2017年度版)」

地震保険は火災保険とセット

地震による損害は広範囲かつ大規模になるため、火災保険では補償を受けることができません。地震が原因の損害で補償を受けるためには地震保険に入る必要がありますが、これは火災保険とセットでしか入ることができません。地震に対する備えも必要と考えるのならば火災保険に加えて地震保険も加入するようにしましょう。

オール電化なら火災保険が割引になる?

オール電化住宅の場合、火災保険が割引になると聞いたことはありませんか?これは2010年までは正しかったのですが、現在では多くの会社でこの割引は廃止されています。今でもオール電化住宅割引の適用がある会社としては、セコム損保、AIG損保、SBI損保があります(20193月現在)。

各会社で割引率や細かな適用条件が異なります。申込み前に条件をしっかりと確認しておくようにしましょう。また、オール電化住宅割引があるからといって、保険料が一番安いとは限りません。保険料を安くすることを考えるのなら、火災保険一括見積もりサービスを利用して複数の保険会社から見積もりを取得して一番安くなる火災保険を探しましょう。

まとめ

オール電化住宅であっても火災の危険性はあるので火災保険は必要です。また、火災保険に入ることで、風災や水災などの自然災害による損害にも備えることができます。オール電化住宅であれば割引を受けられる保険会社もありますが、保険料が最安になるとは限りません。一番安い火災保険を探すには火災保険一括見積もりサービスを利用するのが便利です。

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