住まいの節約術 火災保険の選び方

一人暮らし貧乏を脱するために!見落としがちな節約ポイントをご紹介

投稿日:2022年3月18日 更新日:

一人暮らしは、自分の好きな時間に好きなことをできて、自由な生活を送ることができますよね。
ですが、自由には責任が伴うもの。自分で節約の工夫やコントロールをしないと、一人暮らし貧乏に陥ってしまう可能性もあります。
今回は、一人暮らしで貧乏にならないために、見落としがちな住まいの節約ポイントを厳選してご紹介します。

一人暮らし貧乏とは

一人暮らし貧乏は、言葉の通り「一人暮らし」かつ「貧乏」な状態のことを言います。失業や家庭の事情などやむを得ない理由からそうなってしまう方もいれば、家計の管理に失敗したり、節約をすることができずに一人暮らし貧乏に陥ってしまう方もいます。人それぞれ生活基準は異なるため、どの程度を”貧乏”だと仮定するかは難しいですが、日々の生活費に強い不安や心配がある方は、その可能性があります。

家計を安定させる重要さ

世の中お金がすべてではないですが、家計を整え余裕を持つことは、心の健康や幸福度にも大きく影響してくる可能性があります。
内閣府の「幸福度調査」でも、「お金」に関する項目は、「生活の楽しさ」に次いで2番目に重要だとされています。もし今の収支に不安がある場合は、少し生活に工夫を取り入れたりして、家計の改善を図っていきましょう。

≪満足度・生活の質に関する指標≫

幸福度調査

参考:内閣府「満足度・生活の質に関する指標について①」

支出を構成する5つの要素

家計というのは、「収入」と「支出」で成り立っています。そのバランスが崩れた時、一人暮らし貧乏に陥ってしまうのです。
「収入額」は把握できていても「支出額」というのは項目がいくつかに分かれており、意識しない限りは、正確に支出割合を把握・管理することは難しいかもしれません。
まずは、支出の構成を認識していきましょう。支出は主に、以下の5つの要素から成り立っています。

食事

まずは「食」です。食事は、生きる上で欠かすことができず、バランスの良い食事で栄養をとることは心の健康にもつながるため、あまり削減・節制しすぎることはオススメできないにしても、工夫次第では大きな節約ポイントとなります。

住まい

続いては「住まい」です。ここには、家賃または住宅ローンに始まり、光熱費や水道代など、住む上で必要になるお金のことを言います。この分野は、割と調整したり節約しやすい部分となっています。
住まいに掛かるお金は、支出の大きなウェイトを占める部分でもあるため、ここをうまく調整できると家計がだいぶ楽になることがあります。

雑費

「雑費」というのは、生活用品(衣類や家具家電)や交通費、病院代など、生活には欠かすことができないその他の金額です。
ここも生活するうえでは必要なことなので、削減しすぎはよくないですが、比較的調整が利きやすい部分にはなります。

金融

ここでいう「金融」関連とは、主に保険や税金、カードの年会費などのことをさしています。ただ、税金は国民の義務であり、国が定める規定に基づくため、ここを削減することはなかなか難しいです。
保険に関しては、「貧乏だから…」という理由で未加入などの場合は、かえって大きなリスクとなります。事故や病気はいつでも予測ができず、万一の医療費や損害賠償は馬鹿にできない金額です。いざという時に困らないよう、最低限でも保険をかけておくことをオススメします。

娯楽

「娯楽」は、生きる上でマストではないにしても、心の健康や日々のモチベーションに繋げるために、大切な役割をなしています。冒頭でも述べた、内閣府が出す「幸福度調査」においても、生活の楽しさや面白さは1位となっており、人生において重要な部分だとわかります。
ただ、一人暮らし貧乏に陥る人の中には、ついついここに支出をかけすぎてしまうこともあるので、見直していきましょう。

まずは事前準備

明日からすぐ節約スタート!というのは、なかなか難しいですよね。順を追って少しずつ収支を改善していきましょう。
まずは第一歩として、一人暮らし貧乏にならないための事前準備から紹介していきます。

節約の本質を理解

非常に勘違いをされやすいのが、「節約をすること」の本質的な意味です。節約というのは、ただやみくもに生活費を削っていくことではありません。
継続につながる質の良い節約というのは、「必要な支出」と「無駄な支出」を自分の中で整理し、そのバランスを整える作業です。
必要な部分にはしっかり投資し、不要な部分には無駄なお金をかけないという整理をすることで、家計がシンプル化し、負担が減ることで継続ができるため、結果、一人暮らし貧乏から脱することにつながります。

今の収支をチェック

現状の自分を把握することは、とても大切なことです。節約を始める前に、一か月間だけでも良いので、今自分がなににお金を使っているのかをメモや記録で把握することが第一歩です。最近は、支出管理の無料アプリも増えてきているので、それを活用するのもいいかもしれません。
支出の把握ができたら、上記に記載した「支出に値する5つの要素」の項目別に当てはめてみます。それぞれの項目の割合を、ざっくりで構わないので出してみましょう。可能であれば、何にいくら使っているのかを残し、より具体的に割合を出せると尚よいです。

取捨選択を行う

今の収支をざっくりでも把握出来たら、自分にとって、「必要な支出」と「無駄な支出」を分けていきます。
まずは、上の5項目を、自分が優先したい順にランキング付けしてみましょう。日々生活する上で、”どこに優先的にお金をかけたいのか”を自分自身で把握することが重要です。
その後、今の現状の支出割合と照らし合わせてみましょう。そこに差異があれば、その項目には「無駄な支出」が入っている可能性が高いです。
また、特定の項目に支出が偏っている場合も要注意です。

理想的な収支バランス

それでは、収支を見直す上で一般的に理想とされている家計バランスをご紹介します。

一般的に理想とされている収支のバランス

以下にて、上の割合に当てはめた場合のモデルケースも見てみましょう。

≪手取り25万の場合のモデルケース≫

◆住まい
家賃・管理費75,000円、光熱費・水道代12,500円
◆食事
食費30,000円、外食費3,500円、飲み物代4,000円
◆雑費
被服費7,500円、生活用品10,000円、通信費10,000円、交際費10,000円
◆金融
カードの年会費5,000円、生命保険5,000円、個人年金10,000円、火災保険5,000円
◆娯楽
趣味(スポーツや音楽など)15,000円、趣向(飲酒など)10,000円
◆貯蓄
貯蓄37,500円(年間450,000円)

ただ、これはあくまで「理想」なので、この割合通りに家計をコントロールする必要はありません。
しかし今の現状がこの割合からあまりにも大きくかけ離れている場合は、もしかすると調整が必要であるかもしれません。目安にしてみて下さい。

支出を減らすポイント

ではこれより、生活のなかで見落としがちな節約ポイントをいくつかご紹介していきます。これらを実践することで、不要な支出を削減できるかもしれません。
以下より、「通信費」「光熱費・水道代」「保険関連」に分けて説明していきます。

通信費

まずこの通信費は、主にスマホ代やWifi代などを指します。
スマホに関しては、昨今では格安SIMなどもどんどん普及しており、通信元を見直すことで月の固定費が1/3にまで下がった、などというのは実際によく聞く話です。
また、今のプランの中で不要な補償に毎月支払いがかかっている可能性もあります。例えば、最近ではアプリの発達で無料で電話できるようにもなっているので、通話し放題のプランをずっと契約すべきか否か、など時代の変化とともにプランの需要は異なってきます。
少なくともマイナスになることはないと思うので、一度総合電気ショップ等で通信プランの確認や見直しを行うことで、不要な支出を減らすことができるかもしれません。総合電気ショップであれば、全キャリアの担当の話を聞くことができるのでオススメです。

光熱費・水道代

続いては光熱費やガス、水道代についてです。
まずは、水道代に関してお話しします。東京水道局によると、一般的に水道代は「お風呂」と「トイレ」で全体の約6割以上を消費していると言われています。ガス代に関してもやはり「お風呂」が大きなウェイトを占めるそうです。トイレの使用頻度を減らすことは無理があるので、今回は、お風呂にフォーカスしてお話します。
最近よく注目されているのが「節水のシャワーヘッドに替える」ことです。この効果が意外と大きく、相場で年間7,000円~10,000円弱の節約もかなうと言われています。 節水シャワーヘッド自体は2,000円〜3,000円のものもあるので、リターンが大きく期待できます。あとは、追い焚きの回数を減らしたり、こまめに水を止めたり、ペットボトルでかさ増しするなどが有名な手法になります。
最後、電気に関しては、どうしても日常で無駄な電気を使わないようにこまめに電気を消すなど地道な作業しかありません。ただ、電気・ガス共通して最も節約効果が見込める方法は、”支払い方法や契約会社の見直し”です。
支払い方法をクレジットカード支払いに変えることでポイントを貯められたり、口座振替にすることで割引がある会社などもあります。また、電気代やガス代の基本料金や従量料金は各会社によって様々です。詳細はこちらの記事も参考にしてみてください。

保険関連

保険は、大きく分けると「住居の保険」「乗り物の保険」「自分の保険」があります。
保険は、方法次第で支出を大幅に削減できるポイントとなります。加入時に営業担当からオススメされるがままであったり、長らく見直しをしていない場合などは、不要な部分に不要な支払いをし、逆に必要な部分が手薄になっているなどのケースが多くなっています。保険を見直す際は、以下の内容に注視しましょう。
◆必要性の低い保険に加入してしまっていないかを確認する
◆保障(補償)内容について確認する
◆複数の保険に加入している場合、かぶっている部分がないかを確認する
◆不必要な特約がついていないかを確認する
以下にて、「住居の保険」「乗り物の保険」「自分の保険」それぞれについてオススメの見直し方法をご紹介します。

火災保険

住居の保険すなわち火災保険は、火事だけではなく、昨今危惧されている自然災害からも守ってくれる保険です。またこの保険は、賃貸であっても持ち家で合っても必ず加入する保険になります。
「火災保険は、賃貸だとオーナーに加入会社を決められているのでは?」と思っている方もいるかもしれませんが、実は、賃貸であってもより火災保険はより安いプランに変更できる可能性が大いにあります。これはあまり知られていないので、賃貸用火災保険の比較サイトを利用してチェックしてみてください。
また、持ち家であっても、物件購入時に不動産屋にオススメされた火災保険にそのまま加入している方は、一度内容を見直したり、他社と比較検討してもいいかもしれません。火災保険は、年毎や各地域の自然災害の発生率や時代のニーズなどを基に、補償内容や保険料、サービスの改正が都度行われています。ぜひ一括見積サービスなどを利用して他社の保険料や補償内容も確認してみましょう。

自動車(バイク保険)

自動車またはバイク保険に関しては、ディーラーにオススメされて加入するケースが多くなっています。あくまでディーラーは車のプロであり、保険のプロではないため、補償内容や保険料が今の自分にとってベストなものではない可能性もゼロではありません。しっかりと自分で内容を確認することをオススメします。
車は万が一の時の賠償金額も馬鹿にならないので、「このようなケースのときに〇〇の補償が下りる」ということを認識しておきましょう。
自動車保険に関しては、一回で複数の保険会社を比較できる自動車保険比較サイトを利用すると便利です。

生命保険

自分もしくは家族にかける生命保険に関しては、加入が必須でないため、記事を読んでいる人の中には未加入の方もいるのではないでしょうか。ですが、冒頭でも述べた通り、保険に未加入の場合は、万が一の時のことを想定するとかえって大きなリスクとなります。
既に加入中の方も、今の生命保険の内容が本当にベストな内容であるのかを一度しっかりと見直してみることをオススメします。また見直すだけでなく、各保険会社を比較検討してみることでより自分にとってベストな保険に切り替えることもできるかもしれません。保険の加入や見直しには、一括資料請求などを利用することで、各保険会社の保険料やサービスの比較を簡易に行うことができます。

まとめ

今回紹介した節約方法を一気に実践するのは大変かもしれないので、まずは取り組めそうなものから取り組んでみてはいかがでしょうか。ちょっとしたことを意識・見直しすることで、一人暮らし貧乏を逃れるどころか、今までより貯蓄ができるようになるかもしれません。
まずは”節約する本当の意味”を理解し、自身の収支の状況を把握・整理した後に、できるところから見直しや改善を行っていきましょう。

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「保険(Insurance)」とインターネット「ウェブ(Web)」の融合から、サイト名『インズウェブ(InsWeb)』が誕生しました。自動車保険の見積もりを中心として2000年からサービスを提供しています。現在の運営会社はSBIホールディングス株式会社となり、公正かつ中立的な立場で自動車保険のみならず火災保険に関する様々なお役立ち情報も提供しています。

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