火災保険の基礎知識

火災保険は雪害・雪災にも使える場合がある!利用できる事例は?

投稿日:2019年3月7日 更新日:

火災保険は火災の時だけでなく、様々な自然災害によって損害を受けた場合にも利用することができます。積もった雪の重みで屋根が損害した場合や落雪で壁や塀が壊れた場合も火災保険を利用できる場合があります。どのような場合に火災保険が利用できるのか紹介します。

雪害・雪災で保険金が支払われる事例

火災保険に風災・雹災・雪災補償を付けていれば、雪害で建物・家財に損害を受けた場合に補償を受けることができます。以下のような事例では火災保険で補償を受けることができます。

補償を受けられる事例

  • 雪の重みで雨どいがゆがんだ場合
  • 雪の重みで軒先がゆがんだ場合
  • 屋根からの落雪で給湯器が破損した場合
  • 雪の重みでカーポートが破損した場合
  • 雪崩により建物や家財が破損した場合

雪害・雪災で保険金が支払われない事例

逆に、雪害・雪災で補償を受けられない事例についても紹介します。どのような場合は保険金が支払われないのかも把握しておきましょう。

補償を受けられない事例

  • 雪でカーポートがつぶれ、車も被害に遭った場合
  • 落雪で隣家に損害を与えてしまった場合
  • 損害額が20万円以下の場合
  • 経年劣化の場合
  • 事故発生から3年以上経過している場合
  • 雪解け水で洪水や土砂災害が起きた場合

以下、具体的に説明していきます。

雪でカーポートがつぶれ、車も被害に遭った場合

カーポート自体の損害は火災保険で補償を受けることができますが、車については火災保険では保険金が支払われません。自動車保険で車両保険に入っていれば、そこから保険金が支払われます。車両保険を使うと翌年度の等級が下がってしまうので、数万程度で直る場合は自腹での修理も検討しましょう。

落雪で隣家に損害を与えてしまった場合

基本的に自然災害が原因で起こった損害は人に責任を問うことができません。しかし、被害が出そうな状況を放置していた場合は損害賠償請求される場合もあります。この場合は、雪災補償ではなく個人賠償責任保険で補償を受けることになります。個人賠償責任保険は火災保険だけでなく、自動車保険など他の保険でも特約でつけることができますが、賠償額以上の保険金は支払われないので重複して契約する意味はあまりないです。

損害額が20万円以下の場合

最近契約した場合は当てはまらないことが多いですが、一昔前の火災保険では風災・雹災・雪災補償にフランチャイズ方式の20万円の免責が設定されていることが一般的です。この場合、損害額が20万円未満の場合は保険金が支払われず、20万円以上の場合は全額保険金が支払われます。例えば損害額が19万円なら1円も支払われず、21万円なら21万円全額が支払われます。

最近契約した方の場合は、どのような損害額でも損害額から3万円や5万円などの契約時に設定した免責金額を差し引いた金額が保険金として支払われる方式での契約が一般的です。どちらの方式での契約か契約内容を確認しておきましょう。

経年劣化の場合

火災保険は経年劣化による損害は補償の対象外です。雪害・雪災による損害ではなく経年劣化による損害だと判断された場合は保険金が支払われません。

事故発生から3年以上経過している場合

保険法により保険金請求の時効は支払事由が発生してから3年と定められています。忙しいから後で請求しようと思っていて、そのまま忘れて3年が経過してしまうと保険金の請求ができなくなってしまいます。

雪解け水で洪水や土砂災害が起きた場合

雪解け水が原因の洪水や土砂災害は、雪が関係しているので雪災での補償のように思えますが、「水災」での補償となります。風災・雹災・雪災補償を付けていても水災補償を付けていない場合は補償を受けることができません。

火災保険の見直しには一括見積もり

「火災保険の契約内容を確認したら、20万円未満の損害は保険金が支払われない方式だった。現在主流の方式に変更したい。」という場合は、火災保険一括見積もりサービスを利用してみましょう。1回の情報入力で複数の保険会社から見積もりを取ることができます。

現在の保険会社で契約を変更する場合と他の保険会社で契約する場合とで保険料はどちらが安いのか、補償内容やその他サービスなどが満足いくのはどちらか、など気になる点を比較して契約する保険会社を決めましょう。

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