2022年以降、光熱費、食品、日用品、ガソリン代など様々なものの値上がりが発表されています。実際にこの値上げラッシュで生活が苦しくなったと感じている方もいるかもしれません。この記事では、値上げに対して今すぐにできる対策方法をご紹介します。
値上げのしくみと原因
2022年、数々の食料品や調味料、生活雑貨、光熱費に加え火災保険や医療費までもが値上げされています。日本銀行の「生活意識に関するアンケート調査」によると、実際に値上げを体感している方は年々増加しており、2022年6月時点では9割近くの方が値上がりを感じていることがわかります。
海外・国内それぞれの影響が
一体この値上げはなぜ行われているのでしょうか。世間一般での仕組みとして、需要が上がれば価格はそれに応じて上がり、需要が下がれば価格は下がります。昨今、海外の情勢や新型コロナウイルスの影響もあり生産や物流が追いつかないような状況が生まれています。それに伴い需要が供給を超えることで様々な物の価値があがりました。
また、ウクライナ情勢を背景として原油価格の高騰が続いていること、海外との金利差から円安が進んでいることなどが原因で輸入品の価格が上昇していることも直近の値上げに大きく影響しています。
一部保険料や医療費も値上げ
国内に限る話でいうと、度重なる自然災害や在宅ワークに増加により建物や家財を守る火災保険支払いの機会が増加し、保険金の支払い需要が上がることで火災保険料も2022年10月以降値上げされたり、少子高齢化に伴い高齢者の医療費も同時期に値上げされています。
すぐにできる値上げ対策6選
1.嗜好品を見直す
昨今の値上げでは、お菓子や飲料、酒、たばこといった嗜好品が広く対象となっています。嗜好品は生活の質や満足度を上げる大切な要素にもなっていますが、優先順位で考えるとそこまで高くはありません。今現在嗜好品にかけている割合を一度見直してみましょう。
2.キャッシュレス決済を利用する
支払いはできるだけキャッシュレス決済を活用しポイントを貯めて、貯まったポイントでお買い物をする循環型の生活がおすすめです。意外と知られていないのですが、最近は各種保険や公共料金などもキャッシュレスで支払えるようになっているので、今の支払い方法を見直してみてもいいかもしれません。
3.お米中心の生活にする
一般的に、お米はパンなどに比べて1食あたりの価格が安くなります。また上にて輸出入の関係により物価が高騰していると記述しましたが、小麦は国内需要量の約9割を外国からの輸入で賄っています。よってパスタやパンなどの小麦を含む炭水化物は物価変動の影響を受けやすいのです。それに対して、お米は国内での自給率はほぼ100%であるため、価格が安定しています。
4.保険を見直す
2022年10月に火災保険も値上げされましたが、家を購入した際に火災保険に加入しそのまま見直しをしていない方もいるのではないでしょうか。度重なる自然災害が起こっているため、今後も火災保険の値上げは定期的に行われる可能性があります。今より保険料が安い会社を効率よく探すには一括見積もりサービスが便利です。一度の情報の入力で複数社から火災保険を比較することができるのでぜひ活用してみてください。
5.住まいの維持費を見直す
人生でもっともお金がかかる買い物といわれているのは住居です。特に持ち家の場合は、物件価格だけでなく維持費ものしかかってきます。ただこの維持費は、工夫次第で抑えられる可能性もあります。以下にてマンションの維持費の節約事例を紹介しているので参考にしてみてください。
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まとめ
今回は、値上げに対して今すぐにできる対策方法を解説しました。嗜好品を見直す、キャッシュレス決済を利用する、お米中心の生活にするなどの日々の努力に加え、住まいの維持費や火災保険を見直すことで生活固定費も安くできるかもしれません。火災保険料が安い会社を効率よく探すには一括見積もりサービスが便利です。一度の情報の入力で複数社から火災保険を比較することができるのでぜひ活用してみてください。